わたしの趣味

秋も深まってきたというのに、こちらはまだ「暑い」と感じる時間の方が長い気がする今日この頃。
ひんやりとした夜の散歩がすきで、i-Podを持って秋の夜空のした、ふらふらと歩く。(幸い、近くの通りは明るくて人通りも多いので、わりとふらふらしてても大丈夫、だと思う)




今年何度目かの秋刀魚で、和プレート。
おやすみの日には、こうやってちょっと丁寧にごはんを作ることがたのしみ。心と体に栄養を与えてあげるような、そんな感じ。
かぼちゃの煮物は、得意料理。具だくさんの豚汁は、根菜をたっぷり。



大切な友達にもらったグラスに、手づくり梅酒をとくとく。
たまにはこうして夜更かしもいい。



「趣味は?」と聞かれて「料理です」と答えるのは、どうもおこがましくて、あつかましい気がしていて、気恥ずかしいと思っていた。
だから、なんとなく「料理はすきな方かなぁ。」程度にしか答えられなかったし、何だか「女」をアピールしているようで、そう答えるのが苦手だったりもした。

どこかの料理教室に通ったことがあるわけでもなく、レシピ本を出したり、レシピブログをやっているわけでもないけれど、ただ日々のごはんを作ることや、ちょっとした日や何でもない日にお菓子やパンを焼いたりすることがすきで、何より大切なひとの「おいしい」の言葉を聞くのがすき。

わたしがキッチンに立つ理由は、とてもシンプル。
自分のために、大切な誰かのために、「おいしい」のために。

食べることもだいすきなわたしの趣味は、やっぱり「食」なのだと思う。
色気より、食い気。


いつか胸を張って「わたしの趣味は料理です」と言ってみたい。
言えるような自分になりたい。


ついでにもう少し欲を言えば「わたしの趣味はあなたです」*1なんて言えたらいいなと思う。

*1:永作さんの月桂冠のCMがたまらなくすき。ねえやんの歌も。そのあとのコトリンゴちゃんも。