ニューヨークひとり旅、1日目

ずいぶん遅くなってしまったけれど、ニューヨーク旅行記
写真多めで重たいかもしれませんが、どうぞー。



:::ニューヨークひとり旅1日目:::

朝4時に起きて(しゃっきり目覚めるから不思議)まだ日が昇らないうちに出発。なんと前日の夜から母が「空港まで送ってあげるから」と言ってうちに泊まってくれていたのです。やっぱり、心配だったみたい。ありがとうお母さん。それにしても、空港で「行ってらっしゃい、気をつけてね」と見送られると、どうしてあんなに切なくなるんだろう。



びゅーん!と海を越えて。
行きの機内では何だかそわそわ落ち着かず、時計を現地時間に合わせて「寝なきゃ!」と思うのに、遠足の前日の子どもみたいに興奮して眠れない。結局映画三昧。でも観たかった映画をたっぷり観られて得した気分。ペネロピと西の魔女が死んだ、がとてもよかった。
やっとうとうと眠れたと思ったら、後ろに座っていた外国人の男の子(3歳ぐらい?)にツンツンとほっぺを突かれて目が覚めたり。何か言って笑ってるぞ?と思ったら、わたしの口からよだれが・・・!恥ずかしい27歳。



JALだったので機内食はおいしかった。もりもり食べた。




空港では入国審査にすごーく時間がかかったけれど、無事友達とも会えてほっとひと安心。
空港からマンハッタンまではトランクをゴロゴロしながら電車で移動。見るものがいちいち新鮮でたのしくて、きょろきょろしてたら友達に「ほら、ちゃんと前を向いてバッグはしっかり持ってね!」と忠告されてしまった。



ニューヨークで最初に撮った写真。街並みが絵になる。




初日に泊まったのは、アッパーイーストサイドにあるアパートメントホテル。部屋に入って思わずきゃー!と歓声をあげてしまったほど、とても素敵なお部屋。ここに住みたいと思った。日当たりもよくて広くてきれいで、とても居心地がいい。ちなみに、日本人の方が経営されているので何かと安心。地下にはランドリーもあって、生活に必要なもの(タオルや日用品)はお部屋にほとんど揃っていました。長期滞在にぴったり。
前に泊まったひと達が、シャンプーとか調味料とか色々置いて帰っていて、ちいさなメッセージが貼られたりしていて(これは○日に買ったものです。よかったらどうぞ、とか)なんだかあったかい。本棚にもみんなが置いていったといういろんなガイドブックや小説が。


部屋のドアはこんな可愛い赤!となりには宿泊者のメッセージ。


料理したい熱がふつふつするような、キッチン。ここで料理したかったなぁ。




ホテルに荷物を置いてさあ出かけようかーという時に、「わたしちょっと用事が入っちゃったから、また夕方合流しよー」と言われていきなりひとり。ええー!と思ったけれど、ひとり旅を楽しまなきゃね、とひとりで最初に向かったのはグッゲンハイム美術館。チケットを買うときはドキドキしたけど、意外にもわたしのカタカナ英語で通じてほっとした。


建物自体がオブジェみたいできれい。中の展示物は撮影禁止でした。


ひとりで美術館を堪能した後、ちょっとだけセントラルパークを散歩して(マンハッタンの中心に広がるとっても大きな公園)ちょっとニューヨーカー気分を満喫。芝生に寝そべったりジョギングしたり、みんな思い思いの時間を過ごしていて、もっと長く滞在できていたらここで本を読んだりランチを食べたりしてゆっくり過ごしてみたかった。

友達と待ち合わせの時間までまだ時間があったので、ひとりでスタバへ。あちこちにスタバはあったけれど、なんとなく入ったそのスタバは、SATCの映画でキャリーも使っていたスタバでした。(単純ミーハーなので嬉しい)無事トールのラテをオーダーできて、レジのおねえさんと軽く会話したりしてほくほく。ちなみにニューヨークではスタバは公衆トイレのように使われていることも発見。お店でゆっくりしていたら、奥に行列ができていて「?」と思ってよく見ていると、トイレ待ちの列。それもお店に入ってきて何もオーダーせずただトイレだけ使って出ていくひとの多いこと!友達に「街中でトイレに行きたくなったらスタバを使うといいよ」と言われていた意味がよく分かった。

夕方になって友達と合流したのだけど、友達がつい2日前に友達になった、という日本人の男の子2人も一緒にやってきて。わたしが行きたいと行った場所は、夜は女の子だけじゃちょっと物騒だということで呼んでくれたのでした。ありがたい。2人とも個性があって面白くてとっても魅力的で(そしてひとりはとってもイケメン君!笑)、出会えてよかった。
その男の子たちの案内でチャイナタウンへ行って、夜ごはん。行列のできる有名店、ジョーズ・シャンハイへ。やっぱり行列だったけれど、待った甲斐あって名物のカニの小龍包がほんとうにおいしかった!中から熱々のスープがじゅわーっと出てくるの。エビチリも空芯菜の炒め物も、すごくおいしかった。(おいしすぎて夢中で写真はありません)



おなかを満たしたあと、マンハッタンからブルックリンへ移動して、お目当てのブルックリンブリッジへ。ここから見る夜景は最高だよ、と言われていてぜひ行きたかった場所のひとつ。ブルックリン側から見渡すマンハッタンの夜景は最高にきれいで、「あぁニューヨークに来たんだなぁ」とじわじわ感動。写真にはうまく残せなかったけれど、今もしっかり目に焼き付いて離れない景色。


ブルックリンブリッジの見どころと言えば、このワイヤーワーク。橋自体がとてもきれいな造り。涼しい夜風に当たりながら橋の上を歩いて、マンハッタンに向かっていくのはとても気持ち良かった。でもこの橋、足元を見下ろすと隙間から下の車道が見えてけっこう怖い。高所恐怖症だという友達は、足元が見れない!と騒いでいたぐらい。気を紛らわすために歌を歌ったりしながら、たのしい夜の散歩を満喫。


ニューヨークはずいぶん治安がよくなったとは言え、夜遅くはさすがに注意した方がいいよ、と言われていたにも関わらず初日にホテルに戻ったのは何と夜中の0時すぎでした。友達と別れてひとりで地下鉄に乗ってホテルに帰るときは緊張したけれど、「ヘイ、ガール!」とか道端で声をかけられたりしたけれど、わき目もふらず駅からホテルまで超早足で帰ったです。時差ボケに緊張も手伝ってぐったりだったので、シャワーを浴びてからすぐにおやすみなさい。
初日からめいっぱい遊んだなぁ。