ニューヨークひとり旅、2日目

朝はさすがに眠たかった、2日目。


旅は早起きに始まるのだ、という信念のもと、がんばって早起きをしてホテル近くの24時間営業のスーパーへ朝ごはんを買いに。レジで黒人のおねえさんに「Good morning,baby!」と笑顔で言われたよ。ベイビー・・・。日本人は子どもっぽく見えるらしいけれど、さすがにベイビーはないだろうと思いつつ、笑顔で挨拶。ニューヨークでは日本と違って買い物をする度、必ずレジで「Hello!」以外に「How are you, today?」とか「Have a nice day!」とか声をかけてくれる。どこから来たの?とか、いい服ね、とかほんとうに気軽に。そういうコミュニケーションがたのしかった。たとえちゃんと会話できなくても、にっこり笑顔で単語で答えたらちゃんと分かってくれた。


朝ごはんはアメリカンなクッキーとスタバのコーヒー。こういうクッキーだいすき。





朝の空気がとっても気持ちよかった。


まず、友達と待ち合わせして、2日目以降に宿泊するホテルへ向かう。地下鉄の改札にも慣れてきて嬉しい。(メトロカードを改札で通すのだけど、これが簡単なようで最初なかなかうまくいかなかったの)
ちなみにニューヨークでは地下鉄がほんとうに便利。昔は危ないとか汚いとか夜は乗らない方がいいとか言われていたみたいだけど、今は色々整備されていてきれいで快適、そして安全でした。1回の乗車でどこまでも一律2ドルと良心的なお値段で24時間運行。とにかく路線がたーっくさんあるので路線図は手放せないけれど、一度も乗り間違えることはなく済みました。
駅や駅の近くでバサバサとひとりで路線図を広げて見ていると、必ずと言っていいほど「どこに行きたいの?」とニューヨーカーや駅員さんが声をかけてくれて、「○○に」と答えれば、「それなら○線に乗って○駅で降りたらいいよ」と親切に教えてくれて。ある時には、「どれに乗ろうと思ってるの?」と聞かれて「○線・・・?」と答えたら、とびっきりの笑顔で「正解!気をつけてね!」と言ってくれたり。
メトロカードは7日間乗り放題のものを買ったのだけど、じゅうぶん元を取ったぐらい地下鉄を活用してました。マンハッタンの中心部を動くときは路線図なしでも覚えてしまったぐらい。笑




2〜4泊目はブルックリンのホテルに宿泊。こちらもネットで色々調べて探し当てたのだけど、ほんとうに素敵なホテル。B&B(Bed&Breakfast)というスタイルのところで、その名の通り朝食付きの宿泊施設。日本人の方が経営していて、とてもアットホームな雰囲気。ホームステイに来たような感覚でした。初日に泊まったお部屋に比べたら狭いけれど(バスやトイレはお部屋の外)お姫様気分にさせてくれる天蓋つきのベッドやシャビーな雰囲気の壁に乙女心は十分にくすぐられました。




この日のお昼は、コリアンタウンへ行きました。友達が同じクラスの韓国人のお友達に教えてもらって、よく行っているという韓国料理のお店でランチ。たしかに、おいしかった。スンドゥブチゲ、最高。他に頼んだのは海戦のチヂミだけだったのに、テーブルにはいろんな種類のキムチやナムル、煮物なんかがいっぱい並べられてびっくり。韓国料理って気前がいいのね。


午後は「アメリカ自然史博物館」へ。
地球を何億年前の過去から現在、未来まで旅をできるような、そんな素敵な博物館でした。もうね、童心にかえってわくわくしてたのしかった!


入口ではこんなオブジェが迎えてくれました。

中に入ると、どどーん・・・!きゃー!




こんな展示物もたくっさんあって、動物園に来たみたいでした。
プラネタリウムを観たり、ショップできゃっきゃ言いながら動物モチーフの雑貨にテンションが上がったり、とにかくたのしめる博物館。こども連れが多かったのも、カップルが多かったのも納得。


博物館を出て向かったのは、大きなスーパーマーケット。初日に付き合ってくれた男の子たちが「せっかく遊びに来たんだし、バーベキューパーティーしようか!」と声をかけてくれたのです。バーベキューだいすき!なので、すごくすごく嬉しかった。


ニューヨークで有名なこのスーパーは、オーガニックのものを取り揃えていて、とても人気なんだそう。可愛いパッケージのものがたくさんで、それはそれはたのしい場所でした。ジャムやジュース、缶詰やお菓子のコーナーでは動けなくなるぐらい夢中になってしまって、友達に笑われました。いっぱい買い占めて帰りたかったけれど、トランクの大きさや今からバーベキューだということを考えて断念。



友達の住んでいるアパートのルーフトップでバーベキュー。夜風が気持ちよくて最高。男の子たちが声をかけてくれて、突然だったにも関わらず他にも数人集まってくれました。お肉にお野菜に、そしてビール、他愛もないおしゃべりと笑い声。ビルの間からはエンパイアステートビルがしっかり見えて、きれいな夜景も堪能。しあわせなひとときでした。
ちなみにこの写真は、日が沈む頃に撮れた1枚でお気に入り。


この日も遊びすぎて、帰ったのは日付が変わってしまった頃でした。